この人も、完全に小林よしのりの
磁場に囚われて、もう逃れられなく
なったんでしょうねえ。
カワウソ~に~。
小林よしのり「(コロナは)基礎疾患のある老人を死に導いてくれる」
なんで「くれる」なの?
感謝してるの? https://t.co/0ntXiAxKR8 pic.twitter.com/sHgbUynffE— 町山智浩 (@TomoMachi) January 9, 2021
しかしまあ、漫画全体を読解できずに、
「基礎疾患のある老人を死に導いてくれる」
というセリフの「くれる」の語だけ取り出して
噛みついてくる幼稚さには呆れ果てます。
「基礎疾患のある老人を死に導いてくれる」
って、そんなに目くじら立てるセリフですか?
隣にある「それは寿命なんだよ!
人は必ず100%死ぬんだからね!」
というセリフは見えませんか?
人はいつかは何かしらの理由で死ぬんですよ。
それが認められないんですか?
人は不老不死でなければいけないとでも
思ってるんですか?
私もあなたも、いつかは老いて病を得て
死んで次の世代にこの世を託すのですよ。
インフルエンザは
「老人の最後の生命の灯を消す病気」
とも言われるのですが、
基礎疾患のある老人、つまり
寿命の来た人を、ウイルスが死に導くのは
厳然たる自然の摂理というものです。
ウイルスが自然の摂理を担ってくれるのです。
もちろん私も、自分に寿命が来たら、
ウイルスが死に導いてくれることに
なるかもしれないと思ってますけど、
それが何か?
これに反発を覚えるということは、
要するに今まで「老・病・死」について
マトモに考えたことがないということであり、
老病死を考えたことがないということは、
すなわち「生」もろくに考えて来なかった
ということになりますね。
もういい加減、絡んでくるのやめたら?
頼みもせんのに、言えば言うほど、
自分が死生観というものを一切持たない、
薄っぺらな考えしかない人間だと
いうことを暴露しちゃってますよ。
そんなことやってたら、
こんな人の映画評論なんて、薄っぺらくて
読むに値しないと思われちゃいますよ!
あ、もう手遅れか。